現在、確実性の高い避妊法は、コンドームとピルの2派に分かれる・・・両者には一長一短があって、いちがいに優劣をつけることはできない・・・らしい
まず、コンドームには、コトの最中に装着しなければならないという不便さがある・・・また、いくら薄くなったとはいえ、生で放出するときに比べれば、快感のレベルは低い・・・
いっぽう、ピルは女性が事前に錠剤を飲んでいれば、コトを中断する必要はないが、エイズなどの感染症防止には役立たない・・・日本では、低用量ピルが解禁された現在でも、コンドームが主流になっている?
避妊薬のピルは、羊の牧草がヒントになって開発されたらしい・・・
ピルの主成分は、エストロゲンという卵胞ホルモンと、プロゲストジェンという黄体ホルモン?
このふたつのホルモンが、脳下垂体に作用して、擬似的な妊娠状態をつくりだし、排卵が起こらないようにして、妊娠を防ぐわけだ? このメカニズムのヒントが羊の牧草にあった・・だと
ときは1940年代・・・オーストラリアで、羊の出生率が著しく低下したことがあった? ところが、その羊の群れを別の牧草地帯に移してみると、出生率はすぐに回復した?
そこで、出生率低下の原因は、羊の食べた牧草のクローバーにあると考えられ、調べてみると、出生率低下時に羊が食べたクローバーには、エストロゲンが大量に含まれていることがわかった?
この発見をきっかけにして、アメリカの研究機関が最初の経口避妊薬を開発したのは1956年のこと? それから10年後には、出産可能年齢のアメリカ人の女性5人に1人はピルを服用していたという? むろん、アメリカはいまでもピル派の国である・・・だと
(私は、むやみに薬を口にすることは好まないので・・・
薬の長期服用による副作用や身体に与える影響が心配だから、ピルは使ったことが無い
で、クローバーを料理して食べたら、どうなるのだろう?
日本では、しろつめぐさ、おらんだげんげなどと呼ばれている・・・
家畜が食べるのであれば毒ではなさそうだ、味の保障は無いが
メーメー言いながら食べてみる?)