若いころは、「浮気なんて、とんでもない。 ボクは妻を愛しているんですよ」 といっていた男性が、中年になって突然、浮気に走ることがある? 女性のほうも同じように、それまで夫ひとすじだった人が、40歳前後になって突然、ほかの男性と不倫したりする?・・・らしい
だが考えてみれば、これは不思議な話だ。 体力的には衰えはじめる時期なのに、なぜ不倫に走ってしまうのだろう?
このことは、社会心理学の立場から説明できそうだ。 人間には、つねに自己愛を満たされていたい、つねに人からほめられたい、魅力的な存在と思われたいという欲求がある。 ところが、中年になって容色をはじめ、さまざまな面で自分に自信がなくなると、自己愛を満たしてくれる存在を求めるようになるのだ?
この役目を夫や妻がになってくれればいいが、そうでないカップルは少なくない。 そんなとき、「あなたは魅力的だ」 といってくれる異性があらわれたら、どうなるのだろうか。 つい気持ちが動き、不倫に走りやすくなるのも当然だろう。
ようするに中年時代の不倫は、失いかけた自信を回復するための自己防衛行動と考えられるのだ。
あるいは、こんな考え方もできる。 現在の生活に特別な不満がなくても、違う人生を送ってみたいという一種の変身願望は、誰の心にもひそんでいる。 単調な生活をつづけていたら、なおさらのことである。
そんなとき、目の前に自己愛を満たしてくれる異性があらわれると、「この人と一緒になっていたら、人生はどう変わっていただろうか」 と考える。 そして、その気持ちが高じると、不倫という行動につながるわけだ。
中年世代の不倫は、違う人生も体験したいという、人生の 「リセット願望」 が原因ともいえるのである・・・だと
(何だか、アダルトビデオのストーリーみたいな記事に思えるよ
裏を返せば、そのようなストーリーが願望となっているから?
人生に何か後悔がある人ほど、リセット願望が大きいのかな?
単に新しい刺激がほしいだけ、だったりして・・・
で、もし 「リセットが出来るなら」 最大の願望は、年齢かな?)