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私の変な質問?

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なぜ、「源氏物語」には、入浴場面が書かれていない?

 平安文学の傑作、紫式部が著した「源氏物語」は54帖におよぶ大著であり、セックスの場面を含めて、平安貴族の暮らしぶりを余すところなく描写している。ところが、なぜか入浴場面だけは登場しない。どうしてだろうか?
 これは、平安貴族には、入浴するという習慣がほとんどなかったためだ。少なくとも、現代のように湯船に入る習慣はなかった。サウナ風呂のような蒸し風呂に入ることはあったのだが、それも病気になったときくらいで、ふだんは手と顔を洗う程度だった・・・らしい
 これは、平安貴族たちが、うかつに入浴して”命を落とす”ことを恐れていたためである。安部晴明に代表される陰陽師の存在でもわかるように、平安時代は迷信の時代といえ、貴族たちはとくに暦の吉凶にこだわった。縁起の悪い悪日に入浴し、垢を落としたりすると、毛穴から邪悪な気が入り込み、命を落とすと信じていたのだ。入浴は命がけに近い行為だったのである。
 したがって、貴族たちの体は垢まみれで、たえず悪臭を発していた。平安時代、室内に香をたく習慣が生まれたのも、その臭いを消すためだ。
 一方、当時の庶民は、そういう迷信にとらわれることもなく、川や池で水浴びをして体を洗い、よほど清潔に過ごしていた・・・だと

(優雅に見える十二単をまとった体は垢まみれ?
ゲロゲロだね、不潔でかえって病気になりそうだよ
意外と男性は、インキンタムシが常識だったりして・・・
で、女性の場合は何と言う病名だろう?インマンタムシ?)
by sikoukairo2 | 2010-06-20 03:38