現在、「ソープランド」の名前で親しまれている特殊浴場が、かつてトルコ風呂と呼ばれていたことは、30代以上の人なら知っているはず。
この名前がソープランドに変わったきっかけは、当時、日本に留学中のトルコ人学生からの訴えだった。母国がトルコだというたびに、まわりから好奇の目で見られていた彼は、トルコ風呂という名前を変えてほしいと、当時の厚生省に訴えたのである。
この訴えを厚生省は無視したが、特殊浴場協会は改名に向けて積極的に動き出した。新しい名称を決めようと、東京特殊浴場協会で全国からアイデアを募集したところ、さまざまな名前が寄せられた。
有名なところでは、コピーライターの糸井重里氏が推薦した「萬湯」や「OFURO」、イラストレーターの山藤章二氏が提唱した「ホッカホカ処」「男子専湯」「阿波倶楽部」などがある・・・らしい
そうしたさまざまな名前のなかから選ばれたのが、「ソープランド」だった。昭和59年12月19日に改名され、以後全国に広がっていくことになった。
当時は、「なんだか遊園地みたい」といわれたソープランドだが、改名からはや20余年、いまやすっかりおなじみの言葉となっている・・・だと
(そもそもトルコ風呂の語源は何だろう?トルコといえば西洋と東洋の中間くらいの場所に位置する国、首都イスタンブールは旅行者の人気が高い場所、トルコにはそのような浴場があるのだろうか?
で、気になるのは世界中どこにもソープランドがあるのかな?世界のソープランド事情などを調べたら面白いかも・・・)